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宮崎駿引退『風立ちぬ』【ベネチア映画祭2013で発表】　[芸能] [編集]

第70回ベネチア国際映画界での衝撃発表！！
スタジオジブリの星野康二社長が、今作『風立ちぬ』をもって宮崎駿監督引退と発表！！！

TVでニュース速報が出たから何かなーと思ったら・・・
なんと、宮崎駿監督が監督引退という衝撃ニュースでした！

宮崎監督にはゆかりの深いベネチア映画祭で、ジブリの星野社長が突然発表されたようですね。
この発表には映画祭参加者たちも寝耳に水だったようで、会場はかなり騒然としていたようです。

正式な記者会見は9月6日の都内で行われるようです。気になりますね。

■なぜ引退？

引退した理由には今回の新作映画『風立ちぬ』が深く関わっているようです。
プロデューサーの鈴木敏夫が「宮崎駿の遺言作」と表現しているように、
宮崎駿監督が「自分の作った映画を見て初めて泣いた」と言うくらい深い思いのある映画です。

今回の映画は、ゼロ戦の設計者堀越をモデルにしたかなり渋めの映画です。
（一番雰囲気が近いのは飛べない豚でおなじみの『紅の豚』ですかね）
しかも主人公の声優はあのエヴァの監督、そして話の内容も子供向けではないということで、
まわりの反応は賛否両論、ジブリ関係者はかなりやきもきしていたようです。

しかし、ふたを開けてみれば初日の興行収入は前作ぽにょを上回るペース！
宮崎監督自身が一番ほっとしたのではないでしょうか。
もう72歳になる宮崎監督ですが、ここで退くのが一番良いタイミングだと思ったのかもしれませんね。

■本当に引退？

宮崎駿監督といえば、過去に何度も引退発言しています。

たとえば「もののけ姫」発表後に引退する発言をしていましたが、
後継者と目していた近藤喜文さんが亡くなってしまったり、
「ホーホケキョとなりの山田くん」は大失敗だったりで、
なかなか引退するタイミングがつかめなかったのが本音ではないでしょうか。

しかし、今回の引退発言は本気な気がします。

次はやっぱり息子の吾郎が後を継ぐのでしょうか？
だとしたら、これからスタジオジブリはとても心配です・・・。